お子さんの近視メガネの使い方

お子さんの近視メガネのご相談を受けました。

 

お父さんからお子さんの視力がいくつなのかを尋ねられましたが、お父さんの目は遠視のため説明が難しく、「百聞は一見に如かず」でテストレンズで実際お子さんがどう見えているのか再現し体験していただきました。

 

保護者の多くが近視を悲観されるのですが、近視にもメリットがあるのはご存じでしょうか?

近視眼は「近くが見やすい」のです。S-1.00 の近視は1m、S‐2.00の近視は50㎝、S-2.50の近視は40㎝にピントが合う目です。

 

実際近視を再現した状態で本を読んでいただくと、これにはお父さんも納得されていました。

 

近視メガネは遠くにピントが合うようになる反面、近くが楽に見えるメリットを帳消しにしてしまうことでもあります。

 

軽い近視のお子さんが長時間近くを見る場合はメガネを外すようにお話ししてあげて下さい。