セオリー通りにいかない事例

今回の事例は50代前半の女性。

裸眼視力は0.4、いくつかメガネを作ったものの満足いくものがなく、矯正視力0.7以上見えるようにならないかとのご相談です。

眼科さんの診断では左右共に白内障になりかけているそうです。

 

測定すると右目は遠視で倒乱視、左目は遠視で直乱視です。

このようなケースは両眼を協調して見るのが苦手な方が多く、遠視や乱視をセオリー通りに矯正してしまうと目が辛くなり長時間掛けられません。

 

今回は使用されているメガネのレンズのみを入れ替えることになりました。

 

両眼が協調しやすいような仕組みを加えたレンズに交換すると視力が0.8に改善し、目に力を入れなくても楽に見えるようになったとのご感想でした。