遠視にメガネは必要?

今日のテーマ、結論から言うと必要です。

 

一般的に+1.50程度の遠視眼でも視力1.0以上見えている人がほとんどです。

 

遠視はピントの合う位置が網膜より奥で、網膜上をゼロ(0)とすると網膜から離れて行くほど+1.00、+2.00、+3.00・・・と数値が大きくなります。

 

近視は逆にピントの合う位置が網膜より手前にあり、-1.00、-2.00、-3.00・・・と離れていく訳です。

 

近視を補正する眼の機能はありませんが遠視は水晶体でピント調節が可能です。

 

ただしピント調節はタダではありません。

 

遠視は調節機能に必要な眼の筋肉の緊張スイッチが常ONになっている状態です。

 

スイッチのON、OFFは自律神経系で行うので身体にも影響が及びます。

 

メガネが必要かどうかの基準が「視力」のみならば、遠視はメガネの必要なしと判断されてしまいます。

 

眼や身体の不調を相談される方の多くは「遠視に気付かず放置」されています

 

視覚機能を測定し、調節機能に負担が大きく身体がつらい状態ならば眼のON、OFFスイッチを考慮したメガネをおすすめします。

 

遠視のお客様にメガネをお作りしました。

フレーム:AKITTO tap