弓道の的と視覚のずれ

弓道には「射法八節」という基本となる動作があるそうです

今回は毎年国体選手に選出される40代のお客様のご相談

 

的前に立ち射法八節の中で一番初めに行う動作

足踏みの位置がずれてしまうそうです

 

今までのメガネだと的に向かって左側に3cmずれた位置で足踏み

かつ両足並行でなく左前足がさらに1cmほど外に開きます

 

ひとは視覚情報から的と身体の位置関係を調整するので

メガネを通した間違った情報にだまされてしまうのです

視覚が安定しないと日によって立ち位置がかわります

 

視覚機能をチェックすると利目と両眼の向きに問題がありました

 

完成したメガネで基本動作を行い

どれだけ違うのかを測定しました

 

的と身体の位置がずれなく正確につかめ

顔も正しく的に向けることができ

動作もスムーズにつながるようになりました