ほとんどのメガネは近視、遠視、乱視を矯正し「視力を上げる」ことを目的としていて「身体ストレス」や「見え方の質」まで考慮されてません。
見るという行動には自律神経と筋肉(毛様体筋と外眼筋)が密接に関わっています。
そのため目を酷使するとそれらバランスが崩れ心や身体の不調へとつながるのです。
※近年両眼視測定を実施するお店が増えてきました。
測定したデータをいかに活用するかはその眼鏡店の方針や熟練度で異なります。
視力だけを追求すると反って身体に負担となることもあります。
ひとの見方には様々なタイプがあります。
(ここでの見方とは脳(こころ)が見たいと感じたときの目の動きを言います)
両眼視機能を測定するのはこれら見方の個性を知るためです。
例えば遠くを見たとき、気持ちが向くものを視界の中心に入れる見方(集中型)、全体を均一に眺める見方(リラックス型)などがあります。
状況に応じて使い分ける人、どちらかに偏っている人もいます。
近くを見るには対象が近くなるにつれてピント合わせと寄り眼が必要になります。
寄り眼を長時間持続できるタイプ、短時間で疲れてしまうタイプ、寄り眼できずに片目で見るタイプなどがあります。
当店では《視覚機能のバランスを整え》《眼と身体に負担をかけない》《質の高い見え方》を追求したメガネ調整を行っています。
両眼視機能の測定(現状・原因の把握)→ 矯正用レンズ、プリズムレンズを用いた装用感のテスト(改善へのアプローチ)
測定から装用テストまでに掛かる時間の目安は約40~60分です
◎ソフトレンズの方は装用されたままで来店されてかまいません。
◎装用した状態、裸眼での状態それぞれの両眼視機能測定を行います。
※コンタクトレンズを外せるように保存容器をご持参下さい。
◎ご使用コンタクト度数をお知らせ下さい。
※ハードコンタクトの方は1日程度装用を控えメガネで来店下さい。
深視力とは遠近感の判断能力のことで、大型免許・二種免許の取得時に必要な視力テストです。
眼位ずれや左右の視力差が大きい方など両眼視機能に問題があると奥行きやスピード感をつかみにくいですが、プリズムメガネで補正すると改善する場合もあります。